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自分ならではのことばを編む、時間と場所

下ごしらえを楽しむ ことばの料理教室
bluefield1218

Amuのコンセプトをお伝えします。

下ごしらえに時間を使う

起業家やフリーランスの方から、こんな悩みを打ち明けていただくことがあります。

でも、伝え方がわからない

この悩みを解決するヒントは、文章の下ごしらえに時間を使うことです。

誰のための商品・サービスなのか。相手のために何を伝えるのか。どう伝えれば、届くのか。

それらを丁寧に紐解き、考える習慣を持つことで、あおらなくても型にはめなくても、自分ならではのことばで語れる人になります。

ひと手間でおいしさが変わる

誰かのために書く文章は、誰かのためにつくる「おもてなし料理」と似ている。

文章を書くとき、私はいつもそう感じます。

お客様との対話

一緒に食べる人の顔を想像しながら料理をするとき、私たちは自然とこんなステップを踏んでいます。

おもてなし料理 5ステップ

(1)相手を思い浮かべて料理を決める
(2)必要な食材を用意する
(3)下ごしらえをする
(4)調理する
(5)料理に合う器に盛り付ける

このステップの中で、料理の味を左右しているのが下ごしらえです。

食材のアクを抜いたり、味が染み込むように切り込みを入れたり。そんなひと手間を加えるかどうかで、おいしさに違いが出ます。

プロの書き手も、同じようなステップで文章をつくっています。

ライターの仕事
伝わる文章 5ステップ

(1)読み手を思い描いてテーマを決める
(2)必要な素材を集める
(3)書く内容と順番を選ぶ
(4)書く
(5)理解しやすく読みやすい文章に仕上げる

ポイントは、料理と同じ。

書く内容を取捨選択したり、伝える順番を考えたりする「下ごしらえ」に力を入れるかどうかで、できあがった文章のおいしさが変わります。

起業家の方が、自分の経験を活かした商品の魅力を伝える場合、文章の素材は自分の中にあります。

自分の中から素材を掘り起こし、届けたい人やテーマに合わせて、必要なエピソードとノウハウを選ぶ。

同時に、どういう順番で伝えると相手に届くのかも考える。

こうした下ごしらえをしてから「書く」という調理をはじめると、伝わる文章がつくれます。

そしてもうひとつ、料理でも文章でも欠かせないもの。それが「隠し味」です。

Amuのコンセプト

編む時間が、関係を育む

隠し味を入れなくても、おいしい料理はつくれます。でも、入れることで自分ならではの味に仕上がります。

文章の隠し味は、あなたのストーリー視点

それを「感性」と「思考」の両輪でバランスよく整えていくことが、共感を生み出す秘訣です。

料理に時短レシピや便利グッズがあるように、文章にも型や決まり文句があっていい。それを使えば、素早くおいしい料理ができるから。

でもそこに、あなたならではの隠し味を入れると、お客さまとの関係に「深さ」が生まれます。

自分のためだけに書く文章であれば、ここまで手間をかける必要はありません。

けれど、お客さまに「あなたの商品がほしかった」と言ってもらうには、文章をおいしく読んでもらうための工夫が欠かせません。

ことばを育てる時間を大切にすることは、自分の商品とお客さまに向き合うこと。

お互いの気持ちと関係性を丁寧にあつかうことだと、私は思います。

たくさんの素材の中から伝えたいことを選んで、相手に届くことばで表現する。それが文章を編む(あむ)ことです。

借りものではない、あなたならではの表現で発信できるように。

響くメッセージを編む下ごしらえの時間と場所を、届けたい商品があるあなたに。

Amu(あむ)は、そんな想いではじめた「ことばの料理教室」です。

どんなサービスがあるの?
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青野 梢
青野 梢
伝わる文章づくりのパートナー
個人事業のキャリアコンサルタント
1981年生まれ、愛媛県出身。東京在住。住宅設備メーカーで提案型の接客を経験後、31歳で未経験からフリーランスのライターに転身。

広告媒体の編集を経て、インタビュー記事の執筆にも取り組む。これまで書いた記事は800本を超え、インタビューした人は300人以上。

女性のキャリアを応援するWebメディア「日経ウーマンオンライン」や「日経xwoman」の執筆・編集にも従事。

キャリア形成を体系的に学ぶため、国家資格キャリアコンサルタントを取得。ビジネス書の編集も手掛ける。

取材相手からは「気づきの多い時間だった」という言葉をもらうことが多く、対話を通して経験や想いを深く掘り下げることが得意。

現在は約10年の取材・執筆・編集経験を生かし、起業家やフリーランスの発信を支援。伝わる文章づくりのサポートをしている。
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