書くことはコミュニケーション カオスな時間が良質なアウトプットを生む
Amuの基本方針であり、文章を書くときの3つの基本をお伝えします。
書くことはコミュニケーション
会話と違って目の前に相手がいないため、書くことは一方通行の「伝達手段」だと思われがち。
でも、書いて伝えることは「コミュニケーション」です。
目の前にいない人と、文章を介して交流を深めているのと同じこと。
売るためだけの誇張表現や、アクセス数を稼ぐためのあおり文句ではなく、伝えたいことを、どう表現すれば相手が気持ちよく受け取れるのか。
それを考えながら、自分にも読み手にも誠実な表現で伝えるからこそ、お互いの関係が対等で心地よいものになります。
感性と理屈をバランスよく
激甘スイーツと激辛料理。どちらも食べ過ぎたら胃もたれしませんか?
文章も同じです。
エモさだけで押し切られると胸やけがしますが、理屈だけで論破されると、頭が痛くなります。
誰かの心を動かし、行動へとつなげる文章には、「感性」も「理屈」も両方必要です。
感性は私たちの感情を動かし、理屈は思考を納得させます。
大人は感情だけでは動けません。かといって、思考だけで行動すると心が疲弊します。
感性と理屈のバランスをとりながら、書く。これが読み手に気持ちよく行動してもらう秘訣です。
カオスを味わい、楽しむ
読み手に伝わるように文章を書くことは、正直しんどいです。
最初は頭の中がグチャグチャで、混沌としています。自分でも自分が何を考えているのか、よくわかりません。
それでも諦めずに言葉にしていくと、あるとき「そう、これなのよ」という感覚にたどり着きます。
書くべきことが整理されると、自分の頭の中もスッキリします。濃い霧が晴れた感覚です。
そして何度か繰り返すと、確実に「言葉にする力」と「伝える力」がアップします。
この2つの力はビジネスには欠かせません。
しんどいからこそ、カオスな時間を味わい、楽しむ。そんな時間を経て、良質なアウトプットが生まれます。